学部・学科

音楽学科 器楽コース(管楽器の各専門)

息を吹き込むことで楽器と一体化し、旋律が生まれる。
様々な楽器と音色を溶け合わせていくのも、演奏家としての醍醐味。

写真 音楽学科 器楽コース(管楽器)

個性と可能性を引き出す「週60分の個人レッスン」(年間約30週:4年間)

器楽コース管楽器専門では、学生全員に毎週60分の個人レッスンを行っています。一人の先生が4年間を通して指導することを基本としていますので、学生一人ひとりの個性に合わせた課題の設定が可能になり、学習の進度をより確実なものにします。教える側が生徒それぞれの成長のリズムを把握できることは、音楽を学ぶ環境として理想的です。

他種の楽器と共通言語で交流し、自己の可能性を広げる「管楽合奏(木管)」

木管楽器を専攻する者にとって、アンサンブルはソロ、オーケストラとともに重要な課題です。複数の異種の楽器とやりとりする面白さやアンサンブルならではの美しいハーモニー、そして音楽を奏でる楽しさを共有する体験を重ねることによって、自分の専攻する楽器をさらに理解し、演奏の可能性にきづかせていきます。授業では木管五重奏を主な合奏形式とし、2009年度はハイドン:ディヴェルティメント、モーツァルト:「きらきら星」変奏曲、F.ダンツィ:木管五重奏曲、J.イベール:三つの断章等の曲をとりあげます。

合奏能力の向上を目指す「管楽合奏(金管)」

二重奏からオーケストラまで、多様なアンサンブルの場での合奏能力の向上を目指します。前期は“二重奏曲”“四~五声のコラール”を教材にしてハーモニーの基本を練習し、後期は“三重奏曲”“四重奏曲”“五重奏曲”等の演奏に取り組みます。2009年度の教材はJ.S.バッハ:22のコラール集、G.ガブリエリ:カンツォン、E.ハワーズ(編):16世紀のイギリス舞曲集、J.ペーツェル:塔等です。

音楽の多様さと奥行きに触れる「オーケストラ」

読売日本交響楽団正指揮者、下野竜也教授がオーケストラの授業を直接指導、下野教授のタクトで合奏します。合奏にあたりオーケストラならではの多様な音楽表現を学ぶとともに、その曲の作者のことや作品の背景等も研究していきます。練習の成果は「定期演奏会」や「協奏曲演奏会」等で発表します。オーケストラを通じて個人レッスンだけでは得られない音楽上のスキルアップを目指すとともに、指導の先生方やプレイング・アドヴァイザーの演奏家の方々から、積極的に学ぶ姿勢、人と接する時の礼儀も身につけていきます。相手を慮る姿勢こそ、合奏の最初のステップであり、最終目標なのです。

写真 下野 竜也 教授

オーケストラ 指揮 下野 竜也 教授
鹿児島大学教育学部音楽科、ウィーン国立音楽大学にて学ぶ。東京国際音楽コンクール指揮部門優勝(第1位)及び斎藤秀雄賞の受賞。第47回フランス、ブザンソン国際青年指揮者コンクール優勝(第1位)、読売日本交響楽団正指揮者。

プレイング・アドヴァイザー制度
「弦楽合奏」「オーケストラ」「ウインド・アンサンブル(吹奏楽)」の授業を進める上で、担当教員に加えて、プロのオーケストラで活躍する演奏家を招聘し、学生とともに演奏をしてもらうことにより教育効果を高めていこうという制度です。それぞれの楽器ごとに違う演奏上の技術的なアドヴァイスや演奏上の微妙なニュアンスについて、一緒に演奏をしながら、学ぶことができます。

演奏力だけでなく指導力も養う「ウインド・アンサンブル」

ウインド・アンサンブル(吹奏楽)の形態は様々で、かつそのニーズも多様である。特に日本では、小中高と教育現場での部活動として盛んである。また、社会人バンドも非常に盛んである。よって音楽大学卒業生に求められるものは、単に優れた楽器演奏だけでなく、優れた指導法も求めうる。そのことも視野に入れて学んでいきます。

個々の技術力をアップする「室内楽」

器楽を専門とする学生を対象として3名以上で組織されたグループによって行います。ピアノ・弦・管楽器の各専門の学生が様々な組み合わせでユニットを組むことで、専門以外の楽器への理解とアンサンブルの方法を学んでいきます。

自らの成長を実感する「期末試験と卒業演奏」

各学年前期と後期の終わりに期末試験が行われます。また、学内演奏会、単位認定演奏等コンサート形式による演奏を行います。これは、聴衆の前で演奏を積むねらいも兼ねて、一般の人にも公開されています。また、4年間の学びの総決算という意味で卒業演奏を行います。本人の希望やその学生の個性に合わせて演奏曲目が決定されます。

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