一打の響きがオーケストラに躍動感を、アンサンブルに広がりを。
マリンバをソロ楽器として学べる機会も魅力。
※学習が進むと小太鼓やティパンニ等の各種打楽器と鍵盤打楽器マリンバのどちらかを選択できます。
器楽コース打楽器専門では、学生全員に毎週60分の個人レッスンを行っています。一人の先生が4年間を通して指導することを基本としていますので、学生一人ひとりの個性に合わせた課題の設定が可能になり、学習の進度をより確実なものにします。教える側が生徒それぞれの成長のリズムを把握できることは、音楽を学ぶ環境として理想的です。
様々な打楽器の使い方を学ぶことも含め、アンサンブル力を高めることを目標としています。打楽器アンサンブルの作品を演奏するには、多種多様な打楽器それぞれの扱いを習得するだけではなく、複数の打楽器のセッティングという実践的な知識も重要視されます。こうしたことを積極的に学んでいくために、2009年度はT.ゴーガー作曲の「ケインズボロー」に取り組みます。
読売日本交響楽団正指揮者、下野竜也教授がオーケストラの授業を直接指導、下野教授のタクトで合奏します。合奏にあたりオーケストラならではの多様な音楽表現を学ぶとともに、その曲の作者のことや作品の背景等も研究していきます。練習の成果は「定期演奏会」や「協奏曲演奏会」等で発表します。オーケストラを通じて個人レッスンだけでは得られない音楽上のスキルアップを目指すとともに、指導の先生方やプレイング・アドヴァイザーの演奏家の方々から、積極的に学ぶ姿勢、人と接する時の礼儀も身につけていきます。相手を慮る姿勢こそ、合奏の最初のステップであり、最終目標なのです。
オーケストラ 指揮 下野 竜也 教授
鹿児島大学教育学部音楽科、ウィーン国立音楽大学にて学ぶ。東京国際音楽コンクール指揮部門優勝(第1位)及び斎藤秀雄賞の受賞。第47回フランス、ブザンソン国際青年指揮者コンクール優勝(第1位)、読売日本交響楽団正指揮者。
各学年前期と後期の終わりに期末試験が行われます。また、学内演奏会、単位認定演奏等コンサート形式による演奏を行います。これは、聴衆の前で演奏を積むねらいも兼ねて、一般の人にも公開されています。また、4年間の学びの総決算という意味で卒業演奏を行います。本人の希望やその学生の個性に合わせて演奏曲目が決定されます。